愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

旅好き人間が思う旅行の効能#ストレス軽減と人間形成

 

早くも次のお出かけ、または旅行はどこに行こうかなぁと
考え始めています。「旅行行かない派」の人からすると
「どうしてそんなに頻繁に?!」と思われるかもしれませんが。

旅行はストレス軽減効果がある、という研究論文もありますし、
特に若い頃に行く旅には効能があるともいわれています。

◆旅は行きたいときに!行けない時期もある
この年になってしみじみ思うのは、
「旅に行きたくても行けない時期がある」ということ。

子どもが小さい時期は、出かけることだけでも
いろいろな弊害がありました。

バス移動は車酔いがひどいからバスツアーNG。
自家用車での旅行も同様にハード。
食べ物の好き嫌いが多いため、
観光地で食べられるご飯がない。
パパと温泉に入ってもらったら大泣きで、
周りの人から「虐待かしら?」とひそひそされる。

こういった内的要因?もありますが
外的要因もあるように思います。
誰もがご存知の「学校休みにくい」「部活」問題も
出てきますし。
経験して感じたのは、近親者が大病を患うと
「こんなときに旅行に?」と言われ、
なかなか大手を振って出かけづらいこと。
もちろん病人をおいて旅行に行くのが善とも
思いませんし看病第一です。
ただ、そういった時期は自分自身も気持ちがつらく
悲しく、気分転換したいと思っても、
多忙なこともあり「旅行に行けない」という壁にぶち当たり、
そんなこともあるのか、となかなか衝撃でした。


◆生きづらさは旅が消してくれる
私の両親は大の旅行好きです。
もう70歳近いですが、2人とも私より働いていますし(!)
隙あらば私よりも旅行に行っています。
国内旅行はほぼ制覇しており、今は離島めぐりという
通な攻め方を楽しんでいます。

そんな両親に育てられた私は、幼少時代を振り返ると
様々な場所に旅行した思い出が蘇ります。
最もカルチャーショックを受けたのは、
中学生〜高校生の頃に行った海外旅行。
年齢的に色々と思い悩む時期だったのですが、
海外を肌で感じて
「日本なんて、自分がいる場所なんて、ちっぽけなんだ!」
と諸々の悩みが吹っ飛んだ経験があります。

日本での生きづらさは海外では全て無くなり、
まさに雷に打たれたようでした。


◆旅好き父からの結納ワード

別の角度でショッキングだったのは、結婚するというとき。
父親が彼氏(今の夫)を「ちょっと顔を貸せ」的に
呼び出したのです!てっきり一発殴られたのかと
思っていたのですが、後日聞くと
「どうか娘を、結婚してからも旅行に連れて行ってやってほしい」
と言われたとのこと!!
そんな親に育てられた娘なだけに、
もはや旅に出ることがデフォルトなのかもしれません。


◆子どもと2人旅 母も息子も良い経験
母子旅行を通じて気付いたことがあります。
パパ不在のため荷物も少ないし、手持ちのバッグだけで
大丈夫だろうと想定した旅先で荷物が重いこと!
確実に腕が痩せました。
お土産も「軽さ重視」で探している自分がいました。

これまでは知らない土地でも、
夫婦2人で、2台のスマホをそれぞれにらめっこして、
方向音痴を回避していましたがそうも行かず。
でも息子が「ママ、スマホ貸して!」と探してくれたり、
近視の私の代わりに「ほら、こっちだよ」と目になってくれたり。
それは息子にとってもいい経験になったのではないかなと思っています。


◆今年の計画
本当は別の書きたいことがあったのに、
なぜか脱線してしまいました。

夏は猛暑だし、秋は運動会などイベントも多いので、
夏前に色々とお出かけしたいなぁと思う今日この頃です。
真夏は今年も避暑地狙いで行きます!

◆旅の力 5つの効能
最後に。一般社団法人日本旅行業協会(JATA)ホームページより
出典された記事を見かけたので、抜粋します。

 

『旅の力』について、私達は次のような5つの効果・効用を考えています。

色々な国や地域の歴史、自然、伝統、芸能、景観、生活などについて学び楽
しみつつ、それらの発掘・育成・保存・振興に寄与できる『文化の力』

国際あるいは地域間における相互理解、友好の促進を通じ、安全で平和な
社会の実現に貢献できる『交流の力』

 

旅行・観光産業の発展による雇用の拡大、地域や国の振興、貧困の削減、環
境の整備・保全など、幅広い貢献ができる『経済の力』

 

日常からの離脱による新たな刺激や感動、遊・快・楽・癒しなどを通じ、から
だやこころの活力を得、再創造へのエネルギーを充たす『健康の力』

 

旅による自然や人とのふれあいを通し、異文化への理解、やさしさや思いや
り、家族の絆を深めるなど、人間形成の機会を広げる『教育の力』