愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「宿題やりなさい!」言わなかったらどうなる?壮大な実験結果

◆「勉強しなさい」を言わない?!決めた理由
子・小4の夏休み、子どもに対して個人的には壮大な実験をしてみました。

「勉強しなさい」「宿題やりなさい」を言わない。

シンプルだけれど実行は難しい…。「勉強してほしい」という自分の気持ちをぶつけるのは簡単だけど、その気持ちを押し殺して言葉にせずグッと我慢するのってかなりストレス…。


でも昔から不思議だったのは、テレビで大成した芸人さんとかが「昔から親に勉強しろと一言も言われなかった」というエピソード。耳にしたのは1度や2度じゃないのです。だから「もしかしたらこれが真理なのかも」とも思ってました。けれど母になってみると目ん玉飛び出るほど難易度高…。

小学校低学年の頃は夏休みに「ママ学校」と仮称して、時間割組んで、家庭塾みたいな方向?でやらせてました。「伸ばせるのは今しかない」と思って。でも学年上がる頃に本人からの反発も強くなり。明らかに、チック?という症状も増えてきてしまって。

学校関係のどなたかに相談していたときに頭ガツン!と衝撃だったのは「平均程度の成績取れてますよ?」「平均じゃだめですか?」という言葉。息子が正直、校内でどれくらいの位置にいるのか理解していなかったので、「平均レベルにいるという認識なんだ?」という、いい意味でのショックと、「どこかで平均以上で居て欲しいという自分がいたな」という意味でのショックでした。


◆子どもの自主性に任せたら夏休みの宿題はどうなるのか?実験結果

小言を言わないようにしようとしてましたが、やっぱり一言も言わないのはできなかった…。でもつい言ってしまったら「あーあ、(勉強)やることになっちゃった…」と言われて、逆にこちらも本腰を入れるきっかけに😡

1日何もせず、YouTubeとゲームだけしている息子をただただ見守りました。初めは、見放している行為のような気がして、自分でハラハラしてしまったけれど。興味深かったのは、日中はほんとに全く何もしないのに17時ごろになると、本人、机に向かう気になるということ。



こちらとしては「午前のまだ涼しいうちに勉強するならしてよー(嘆き)!」と思うけれども、本人には本人のペースがあるだろうし、そのペースが発見できたことだけでもこの実験において大きな収穫でした。学校がある時期は、だいたい夕方には宿題をやり始めている時間帯なので身体がそれを覚えているのかも?とも思ったり。

本人のペースが発見できてからは、より安心して見守ることができました。でも、8月後半になっても夏休みの宿題大物をいくつも残している!!!「あと〇日だね…」と見通しを持つような声がけはしてみましたが、やっぱりテコでも動かないので、逆に「どこまで行くのか見届けよう!」と強制的にやらせることはせずただただ見守りました。


本人の話を聞くと、本人なりに計画を立て「終わる!」と思っているみたいだったので。大人からすると「その見積もり、甘いな…」とか思うのですが、失敗もまた経験!と自分に言い聞かせてました。本人のペースに任せてみると、逆に1日6ページくらい一気にやる日があったりして、「自分でやると決めた方がやる気になる子なんだなぁ」という発見がありました。

 

◆夏休みに「宿題しなさい」極力言わない実験の結果
結果としては8/25頃、全ての宿題が無事終わりました。実験を行なってみて感じたのは「勉強しろと言わなければすぐはやらないけれど、本人なりのペースでやる気はある」ということ。それまでは「午前中から勉強するべき」「夏休みに宿題は早く終わらせるべき」「だらだらしているなんて」と自分の理想に息子をあてはめようとしてたなと。
自分だってそうされたら嫌なのにね。

今までは黙って見守ることがかなりのストレスだったけど、今回の結果から、信じて見守れるように(少しは)なれたかなと思います。いつまで続けられるだろう…。また二学期始めると、忙しい日々のなかで忘れてしまう事もあると思うので、その時には自分で読み返そうと思います…。