愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「行き渋り」への対応

NHK「ウワサの保護者会」を観ていたところ
不登校と行き渋りの違いを知りました。


不登校年間30日以上の長期欠席者のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にある状態」

【行き渋り】
年間30日未満の欠席、あるいは遅刻を繰り返す、保健室登校や行きたくないのに無理して行っている子どもたちのことを指す。

www.nhk.or.jp]

うちの子、「行き渋り」でした。
そう判明した直後の夜から、息子の雲行きが怪しくなってきました…。

「疲れた」と連呼し、宿題をやろうとしても書くことすらできない、
些細なことで泣きそうになる。
こんな様子が見られたら私のなかでは危険信号。

話を聞くと、日直当番だったり特別なテストが何時間もあって疲れたとのこと。
たしかにそれは大人でも疲れるかも💦翌朝もしんどそうだったので、特別待遇を連発。機嫌を持ち直して登校してくれました。

 

行き渋り対策①朝からお菓子解禁
行き渋り傾向にあると、食欲もなくなってしまうので「せめて何か食べてほしい」という想いから。息子の好きなお菓子を並べて「好きなもの食べていいよ」とこういったときだけ解禁します。実際は小さいおせんべい数枚しか食べていないのですが、それでも
少し元気を取り戻します。お菓子は心の栄養でもあるなぁと感じる瞬間です。

 

対策②視覚的に褒める
褒めても慰めても効果が薄いときには、スタンプカードを作って「スタンプが10個溜まったらご褒美が貰える」ことにします。昨日はあれも頑張ったね、これも頑張ったねといってその分だけスタンプを。全部スタンプが溜まったら一緒に遊ぶかご褒美が貰えるルールなのですが、自分の頑張りが目に見えた方が嬉しいみたいです。

 

対策③行かなくていいと言う
「休んでいいよ」「遅れて行ってもいいよ」と言います。それでも大抵は「行く」と言いますが、本当に無理な時はその言葉で泣き崩れたりするので…。当初は心のどこかで登校してほしくて言っていた部分もありますが、今は本音として伝えています。


対策④見通しを持たせる
時間割を見て「今日はこれとこれをやるね」と一緒に確認するだけでも、見通しがもてて漠然とした不安が少し消えるのかなとも思います。「しんどい時は保健室行ってね」「休み時間、しっかり休むんだよ」と頑張り過ぎないような声がけもします。
「帰ってきたら一緒にゲームやろうね」とか楽しい目標を作っておくと、ほんの少しでも心の支えになるかなと実践しています。

 

これだけやってもダメな時はダメですが、できることはできる限りやっています。
疲れが溜まっているようなのでそろそろ限界くるかもしれませんが、その時は腹をくくって休ませたり遅れて登校させたりします。



本格的に不登校になったら、オンラインで学べる学校とかもいいかなと思っていたのですが…。コロナになってオンラインの学びを増えてきて、実際体験してみて痛感したことがあります。息子、オンラインは集中できない!
はじめこそ、物珍しさで楽しんでいましたが、少し慣れてきたら今度はすぐ飽きてしまうように。画面に映っているのに大あくびしたりして「ヤメテー!!」とヒヤヒヤ。もし学校が休校になりオンライン授業になったらと思うと、安心面もありつつ違う部分では恐怖です…。

というわけで心配事は尽きず、模索する日々です。