愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

子ども同士の遊びに口を出すのをやめたら、とんでもないことが起きた

学童に入っていない我が家は、
同じく学童に入っていない友達と
よく遊びます。

でも、いくら仲良しでも
遊び始めは緊張してしまう息子。
だからこれまでは一生懸命、
そんな息子をサポートしてきました。

私が、子どもと友達との間に入って
遊んだり、公園でずっと見守ったり。
息子の様子が分かるという点では
メリットでもあるのですが、
帰宅してからどっと疲れるという困った
デメリットもありました。
「友達とうまく話せていない」など
「~できていない」という点が
目についてしまって、
余計に心配になってしまうことも
よくありました。

私と息子の友達が遊んで、
その様子を息子がただ
黙って見ているということも多く、

「これでいいのか?」
「どうしたらいいのか?」
と思っていました。
ずっと悩んでいて気付いたのは、
息子の友達と私が遊んでいるのは、
息子にとってもよくないのではないかと
いうことでした。

もう2年生になったし、
少しずつ距離を置いてみることにしました。
それでも「~して遊んでみたら?」などと
つい口を出してしまうので、
ぐっと我慢して様子を見ることに
してみました。


息子の得意なテレビゲームをやり始めると、
俄然喋りだす息子!こんなことは初めて。
ゲームでは息子の方が圧倒的に優位に立てるので、
お友達との関係が崩れないか心配でしたが、
なんとか大丈夫でした。
(内心はどうなのかは分からないけれど)
むしろ、これまでよりも対等に
喋れている感じがありました。


お友達も以前は負けるとすごく怒って
しまっていたのですが、最近では
気持ちのコントロールができるように
なってきており、遊ぶたびに成長を
感じます。


友達がテレビゲームをやめても
一人でやり続けている息子でしたが、
しばらくすると他の遊びをしている
友達のところにスッと交じっていました。


「私がいなくてもなんとかなるんだなー」
とちょっと感動…。
それでもたまに、息子も友達も私に
話しかけてくるので、
それは「うんうん」と聞いてあげています。

息子もやっと見守れる段階に入ってきて、
私もやっと見守れるようになったのでした。

「えっ、それで遊ぶの?」
「こっちで遊んだほうがいいんじゃない?」
「やらせてあげなよ」

見ていて思うことはたくさんありますが、
うまくいかなかったとしてもそれはそれで
経験なんですよね、きっと。

なんだかうまく遊べなかったり、
喧嘩しちゃったり、イライラしたり、
なんてことは、きっとこれからも
出てくるでしょうが、
それこそが大事な経験なのかも
しれません。


「息子の友達と遊ばない」
「私自身の時間を大事にする」
一見、ワガママそうにも見える行動ですが
子どもにとって実は適切な対応であり、
今まで口や手を出し過ぎだったんだなと
気付いた出来事でした。