愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

友達と遊びたくない子の心理

小2の息子が学校から帰宅して
「Mくんから、いつ遊べるの?と
聞かれた」と報告してきた。

私がいくつかの曜日を提案すると
「でも〇曜日と〇曜日は疲れるから…」
と言うので、
「じゃあ〇曜日でいいんじゃない?」
と回答。

翌日もMくんに「いつ遊べるの?」と
聞かれたそうで答えると、
2人のスケジュールは
どうやら合わなかったらしい。

「そもそもMくんと遊びたいの?」
と聞いてみると
「そんなに…」と息子。

うんうん、分かるよ。
だってママも小学生のとき友達と
遊びたくなかったもん笑。


同じタイプの子が多くて楽しかった
私の幼稚園時代だったけれど、小学生になったら
「世の中にはこんな人種がいるんだ」と
衝撃を受けるほど「いろんな子」がいて。

小学生になってすぐ近所の子が
「あーそーぼ!」と我が家にやってきた。
全く性格が違うのに。
たぶん「家が近いから」ってだけで
「〇〇ちゃん(私)と遊んできなさい」って
お母さんに言われたんだろうなと察した。

とはいえ決めつけはいけないと遊んではみたものの、
「飛び降りたら足折れるな」という高さから
飛び降りる遊び、とか、やりたくない遊びばかりで、
私は習い事を言い訳に誘いを断るようになった。

そしたら母が家庭訪問のときに担任に
「好きな子は習い事までの時間遊ぶけれど、
苦手な子は習い事を理由に断っている」と
相談していた…。さらに断りづらくなってしまった
私の回想、以上。

「友達と遊ぶ」って一見いい事のように
聞こえるけれど、遊びたい遊びができるわけではないし。
学校が終わってもパワーが有り余っているような子なら
いいけれど、そうではない子にとっては割と苦痛。

その点、息子は「あまり遊びたくない」
と自分の気持ちを言えているからよい。
「えー、遊んでくればいいのにー」
なんてことを私は言わない。

「本当に遊びたかったら遊べばいいけど、
遊びたくなかったら無理して遊ばなくていいよ。
今後、予定が偶然合って遊びたいと思ったら
遊んだらいいんじゃない?」と私は息子に言った。

 

「優しい」ことと「NOと言えない」のは違う。
もし息子がNOと言えなくなってしまったら
きっと潰れてしまうと思うから。
自分が言えなかった言葉を、息子には
言えるよう今日も応援したい。


(余談)
息子が、今流行りの「うっせえわ」を学校で
覚えてきた。どのような経緯で覚えたのか
聞いたところ、学校の先生がレクリエーションの
ときに流したらしい…。

ひらがなのとめはねは恐ろしいくらい直すのに、
音楽は「流行っているから」という理由で
聞かせて、歌詞の教育上の影響は気にならないの?
とただただ疑問に思うのでした。