自分も子どもも何軒もの歯科医院に通院してきましたが、今通院している歯科はかなり「削らない虫歯治療」を推進してくれていると感じます。
子ども時代から虫歯=削る、しかされて来なかったので、「ほぉ、そういう考え方もあるのか!」と驚きでしたし、子ども目線からしてもすぐ削られるわけではないのでありがたさもありました。
でも、先日子どもの抜けた歯を通じて「削らない治療」のデメリットを感じることがありました。抜けた歯を観察した子どもが開口一番「臭い!」と言ったのです。えー?そんなはずは、と思ったのですが確かに臭い、驚くほど臭い、歯からはするとは思えないとんでもないニオイ…。
歯が抜けるしばらく前から、子どもの口臭が気になりはじめていたのですが、それは口臭ではなかったのです…。歯が…腐ってました!!治療で軽く蓋してくれているところを取り除くと、歯の中が腐っていてそれが口臭の原因にもなっていました。
確かに歯科医からも「腐りかけてるけど、あと少しで抜けるから」と、削らない、抜かないと説明を受けた記憶がかすかにあります。とはいえ、それからまぁまぁ時間が経っているのでその間、ずっと口内にあったのかと思うとなかなかのホラー…💀
確かに歯を抜くことは子どもにも負担になるし、そう考えてくれることはありがたいのですが、腐った歯をずっと口の中に入れておくのもあまりよくないのでは?と「削らない」「抜かない」歯科治療の良し悪しについて考えてしまうのでした。
とはいえ、子ども自身はその腐った歯を見てとても驚いていたので、いい学びの一つにはなったとは思います。健康的にはよくないとは思いますが…。
余談ですが、最近急に「歯が痛い!」と言われ。表面は黒くないのに虫歯になる「白い虫歯」もあるとネットで見て慌てて歯科医に駆け込んだのですが、下から生えてくる歯が押し出してきての痛みだったようです。そこはまぁいいとして、やっぱり磨き方が足りないとのこと。
「お菓子をよく食べている子は歯の表面がうっすら黄色っぽくなるんですよ」と、歯科医は見れば一発で分かるようです…。手動では上手く磨けないのか?とまた子ども用電動歯ブラシを復活させてみました。ブラシがすぐダメになりこまめな交換が必要なのはネックですが、毎度ご指摘受けるのも難儀なのでしばらく続けてみようと思います。
次買うとしたらこれ欲しいです。