愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

漢字が苦手な子が「習っていない漢字も書きたい!」と言うまでに何があったか

「書く」ことが苦手な息子。
漢字の勉強が始まって
「一」「二」までは良くても
「五」となると、どの線が
どう交わっているのか
分からなくなってしまうらしく
当初は書けませんでした。

また「書」など線が多めの字も
苦手。今後大丈夫なのかと
心配していました。

自宅でいわゆるベタな
「ノートに漢字を何個も書いてみよう」
という練習もやらせてみたことは
あるのですが、嫌がって続かず。

そんな息子が昨日、
「習っていない漢字も書きたい!」
と嬉々として言い出したのです。
一生そんなこと言ってもらえないと
覚悟さえ決めていたので、
嬉しくて、そして驚いて
リアルに私、涙ぐみました…😢

 

どうしてこうなったのか?
自分なりに振り返ってみようと
思います。

タブレット学習をはじめた
紙ワークだと枠内にはみ出しまくって
私が注意してという悪循環でした。
タブレット学習でははみ出すと認識して
くれないので、自然と枠内に
書けるようになっていったように思います。

②休校期間中、
視覚トレーニングを

継続して行った

漢字って手を動かすだけではなく、
「この漢字は何本の線が交わっているか?」
「何本目の線をどこまで引けばいいのか?」
瞬時に目を動かして把握する力も必要だと
感じたのでこの機会に継続して
自宅トレーニングを開始しました。

例えばこの間違い探し、
はじめは全く見つけられなかったのですが
何問も解いていくと「簡単だよー」と
言えるまでになりました。

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③好きなゲームの取説のなかから

習った漢字を見つける遊びをした

読み聞かせは好きですが、
自分で本を読むのは苦手な息子。
一番の愛読書は、好きなゲームの
取扱説明書!熟読するなかで
「この漢字は習った」と言い出し、
「この漢字はこれに似てる」
などと自然と覚えるようになりました。

 

④短文づくりにハマった
「習った漢字で短文づくりをしよう」
という宿題が出ていました。
はじめは嫌がっていたのですが、
「好きなゲームに出てくる単語を使おう」
と提案したらハマってくれて、
最終的にはまだ習っていない難しい漢字も
「書きたい!どうやって書くの?」と
私に聞いて、マネして書くようになりました。

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⑤「漢字が得意になったね!」と言い続けた
紙ワークだとどうしても注意が多くなって
しまっていたので、それを取り返すかのように
とにかく褒めたのと、「漢字得意だね!」と
本気で言い続けました。


これらの行動に効果があったのか。
昨日も壁に貼ってある漢字表をじっと見て、
自発的に指でなぞったりと
「本当に同一人物だろうか…」
「本当に漢字が好きになっているかも…」
と私は思うのでした。


漢字を学ぶには漢字の書き取りがいいに
決まっていると思い込んでいましたが、
必ずしもそうではないし、その子に
ピタッとハマる勉強法ってあるものなのだ
なと驚いています。

漢字は学年が上がるごとに
難しくなっていくし、
他の教科や勉強でも
この先またつまずいたり、
行きづまることは
きっとあると思うのですが、
諦めずに方法を見つけていきたいなあと
思っているところです。

お題「ささやかな幸せ」