休校から約2カ月…。
学校から追加の宿題も出て
再び忙しくなってきましたが、
子どもとしては勉強ばかりで
行き詰っている様子も。
そんなとき息子が
何の気なしにおもちゃのピアノを
弾き出してそれを見て
鍵盤ハーモニカの練習っていいかも
と思ったのです。
学校によっては宿題の一つとして
出されているところもあります。
宿題として出されていなくとも
普段は鍵盤ハーモニカって
長期休みのときしか持って帰らないので
なかなか練習をみてあげることが
できません。
子どもがどれくらいできているのか
確認するチャンスであり、
教えてあげることができるチャンス
でもあります。
◆国語・算数・英語の次は
音楽!?の理由
学術的に証明されている限りでも、
ピアノほど脳によい習い事はない
そうです!
「ピアノを習うことによって、
脳機能をまんべんなく育て
“地頭”をよくすることができ、
スポーツや学力まで効果を及ぼすんです」
と上記の記事でも語られています。
◆鍵盤ハーモニカ 練習方法
幼稚園から高校まで約15年
ピアノ教室に通っていた私。
そんな私が思うに、
「鍵盤ハーモニカができない」
は
①「指の動かし方が分からない」
②「吹くタイミングが分からない」
③その両方で混乱している
のどれかだと想像します。
ちょっと吹かせてみて
音が問題なく出ているなら、
まずは音を出さず
無音で指を動かして、
「ドー、レー、ミー♪」
と歌いながら練習させると
よいと思います。
なぜなら…
鍵盤ハーモニカって音が大きい!
近所迷惑にもなるし💦
もし音がうまく出せないようなら
指の練習よりも先に「吹く練習」が
必要かと思います。
「フーーッ」と連続して息を出すのが
苦手ならこんなおもちゃがいいかと。
息子を1年ほどピアノ教室に
通わせていた経験もあります。
そのとき指づかいがうまくいかず
困っていました。
うまく出来ないから、
息子も自暴自棄に!
見かねた先生はピアノを弾かさずに、
まずは楽譜にシールを貼るということを
させてくれました。
カラフルな丸型の
カラーラベルシールで、
ド→赤
レ→黄色
ミ→オレンジ
ファ→緑
ソ→青
ラ→紫
シ→白
と決めて。
(必ずしもこの色でなくても
いいとは思いますが)
楽譜に貼ったら、今度は
鍵盤にも同じシールを貼って
弾かせてくれていました。
視覚的に分かりやすいのかも
しれません。
息子もその練習方法は
受け入れてくれていました。
◆音楽だって「教科」である
鍵盤ハーモニカって、
小学校で1人1人にピアノなんて
準備できないからその代用品であって、
ほぼピアノ、鍵盤楽器の基礎だと
私個人は思っています。
この長い自粛生活の中で、
国語・算数ばかりでは子どもも
疲弊してしまうし、
地頭がよくなるなら親としても本望…。
思いがけず子どもの才能が
目覚めるかもしれません。
少なくとも中学までは
音楽は成績だってつくので、
楽譜が読めるようになっていると
合唱・合奏のとき子どもも
苦労しないだろうとも
思います。