もうすぐ13歳にさしかかっている
息子。なんだか車が急ハンドルを
切ったように、思春期の入口の
景色が見えてきました。
①先の見通しを立てて意見を言う
「今は◯◯が楽しいから、
△△は休もうと思う」
そう、息子が自分から話し始めました。
私でさえ考えていなかった視点。
しかも、ちゃんと理由があって、
はっきりした意見。
これまでは、目の前の出来事に
その都度対処する、
まるで子犬のような存在だったのに。
いつの間にか、
空の上から冷静に物事を見つめる
“鷹”に なりつつあるような気がしています。
②感情を言語化できている
息子の誕生日会という名目で、
親戚も交えて食事に行きました。
行き先は、我が家の恒例行事
「初めてのお店」。
ところが、息子の様子は明らかに乗り気ではありません。
その場では大きな不満を言うこともなく、
できる限り静かに耐えているように見えました。
③イライラが止まらない!
帰宅して布団に入ってから
「あぁ、イライラする」と
言い出しました。
話を聞いてみると、
・沢山歩いて疲れた
・店の空調が不快だった
・分厚い肉が多かった
(薄い肉の方がよい)
・自分は「いつもの店」がいい
次々に出てくる本音。
正直に言うと、 私は
「いつもの店じゃ代わり映えしないし」
と思って、 あえて違う店を選んでいました。
これまでも親戚の誕生日会では
初めての店に行ってきましたし、
最初は緊張しても、
慣れると楽しそうにしていた息子だったので、
それに甘えてしまっていたのです。
でも、息子にとって「自分の誕生日会」は、
私が思う以上に特別だったようでした。
(確かに、若い頃の誕生日って特別でしたよね。
すっかり忘れていた感覚でした。)
余りにイライラが止まらない様子なので、
「ChatGPTに相談してみるね!」と
相談してみると
「うん…その感じ、
思春期もかなり関係してると思うよ。
息子クンの場合はそこに、
感覚の敏感さ
不安の強さ
環境
が重なって、
気持ちの逃がし場が
「イライラ」になりやすいんだと思う。でもね、
👉 「育て方が悪い」とか
「今すぐ直さなきゃ」では全然ないってこと。
と、慰められました😂
◆思春期の関わり方のコツ
(ChatGPT調べ)
①理解しようとしすぎない
イライラ中に「どうしたの?」
「理由は?」は逆効果なのだそうです。
②評価をひっくり返さない
❌️「でも楽しかったでしょ」
などと言うのもNG。
③「やり直し」を用意する
「ママと2人で誕生日リベンジしようか」
気持ちの着地点ができると、
イライラが抜けやすい
◆
試しに「誕生日リベンジ」の件を
半信半疑で提案してみると、
イライラしていた息子のモードが
スッと凪に変わったのがわかりました。
ChatGPT…神!!
翌朝、改めてGPT殿に相談してみると
「思春期は、自立→甘え→自立→甘え
を行き来します」
とのこと。
なんだか、この言葉が私に沁みました。
自分自身振り返ると、中学生時代、
無性にイライラしたり、でも母に
くっつきたくなったり、ということが
ありました。
思春期は 「乱れる時期」ではなく、
「調整を覚える時期」なのだそうです。
子育ても、また新しいターンへ。
新しい景色に、私のほうが
すっかり方向音痴です(^_^;)
