「すずめの戸締り」鑑賞後に「やっぱりドラえもん映画も観たい!」と懇願され、春休み後半に鑑賞してきましたドラ映画。映画館は3月より4月の方が空いていました。
◆脚本家からみるドラ映画の面白さ
2023年春ドラ映画の脚本家は古沢良太さん。気になって調べてみると
・「相棒」シリーズ
・『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ
・『リーガルハイ』シリーズ
・『コンフィデンスマンJP』シリーズ
・「どうする家康」
などを手掛けている旬な脚本家さんでした。たしかに、後半一気に伏線回収していく感じは相棒やコンフィデンスマンJPの傾向によく似ているなぁと。
◆大人の方が楽しめる?! 2023春ドラ映画
まず今回の舞台の理想郷“パラダピア”は原作トマス・モア「ユートピア」から来ていると本編でも触れています。
映画鑑賞を機に読んでみるのも面白いかと思います。テーマは有名だけど意外と読んだことない本ですよね。
そして内容はというと、前半はやや予定調和が続くのですが、全て伏線が張り巡らされているので!!!油断せず。しずかちゃんの「自分の頭で考えて!」という台詞は今の日本人に目覚めてほしいという裏テーマがあるんだそうです。この映画を観た後だと、主題歌NiziU「Paradise」の歌詞の理解度も上がります。
パーフェクト猫型ロボット「ソーニャ」役、キンプリ永瀬廉さんの声の演技もとてもよかった✨本編での声の変化も注目です。
◆入場者全員プレゼントも読み応えあり
なかなか読みごたえのあるボリューム!待ち時間に読むのにちょうどよかったです。ただし間違え探しは印刷ミスもあるみたいなので、公式サイトを確認した方がいいみたい。
「子どもの付き添い…」と割り切って行ったつもりでしたが、思った以上に楽しませてもらった映画でした。