愛すべきグレー日記(稀にお出掛け)

療育、通級経験アリの小学生育児。お出かけ好きですが最近体力がなくなってきた!

中受しない小6男子の生態

中学受験する子についての日記やブログはたくさん見かけますが、中受しない子がどう過ごしているかについてはあまり見聞きしない気がします。地域や学校によっても違うし。私自身、「小6の子ってどう過ごしてるんだろう…」と過去には思っていたので、今の息子の行動が今もとても興味深く感じています。そんなわけで、ここ最近の日々を言語化し、自分で振り返ってみようと思います。


◆小6 宿題縛りからの開放

高学年になるまでは必ず毎日宿題がありました。小5くらいからでしょうか。段々と、「毎日提出」という制度がなくなりました。◯月◯日までにここまでやっておいてね、という緩い縛りの宿題ルールのため、むしろ子どもの自主性が育っているような気がします。休日や午前授業の時間があるときに集中して取り組むようになりました。それと同時に、友達と遊ぶ機会が急増しました!

◆(サザエさんの)カツオ化する我が子
毎日提出の宿題があった時には、友達と遊びたくても宿題がそれなりの足枷になっていたと思います。たっぷり遊んだ後に宿題、と言われてもどうしても机に向かうことができなかったり(^.^; 足枷が外れた息子は、サザエさんでいうところにカツオのごとく、
「ただいまー、行ってきます!」と遊びに出かけるようになりました。

さらに、ある時期から外で遊ぶ率が増えるようになりました。これは、複数の友達と遊べるオンラインゲームが子どもたちの中で下火になったのではないか?と個人的には睨んでいます。特に「スプラトゥーン3」が終わった(※ゲームとしては存在していますが、イベントが終了してしまい、子どもたちの中では「終わった」という認識のようです)からではないかと…。Switch2が普及したらお家ゲームが再熱しそうです。もちろん、家で友達とゲームをして遊ぶこともあるんですけどね。

自宅で遊ぶのOKよ!というお家でも、「連れてきていい友達は◯人まで」と人数制限がある家が多いです。なぜなら!!制限をしないと、子どもって部屋に入り切るかどうかを考えず友達を連れてきてしまう(^.^;(ちょっと微笑ましいけど)

我が家も、子どもの自主性に任せていたら、日に日に遊びに来る人数が増えてきてしまい、明らかに部屋に入りきれていない…、ということで「◯人くらいまでにしようか」と声をかけたことがあります。すると、子どもも「◯人までなの」と友達に話し、うまく収まるように考えられるようになりました。

◆受験するしない関わらず、仲良しな子どもたち
誰かの家で遊ぶとなると、どうしても人数制限が発生してしまうからか、外遊びすることも多いです。小6でも、男女交え10人前後で鬼ごっこしているそうです!メンバーは9割受験しない子で占められている様子。なかには、友達と公園で遊んで、そこから進学塾に行くというツワモノも1人、2人いるとのこと。

話を聞くと、同じ中学に行く予定の子たちが(自然と、なのかもしれませんが)集まっているようです。6年生にもなると、「受験する」「しない」を子ども同士、会話しているようで、私の耳にもどんどん入ってきます。3学期になると受験する子は、登校しなくなる子も多く、その分、非受験組は結束しているようにも感じます。

日々、息子の話を聞いていると受験するしない関わらず、本当に友達同士、仲が良く微笑ましいです。1月になると受験する子は全く学校に来ない子、たまに来る子、受験ギリギリまで登校する子と様々のようです。

どうしても友達に会いたいのか、授業は欠席していても、放課後に校庭で遊んでいる友達に会いに来る子もいるのだとか。しかも中には入れないから、校庭のフェンス越しに会話しているそうで!なんだかロミオとジュリエットのようだなぁと勝手に思っています。


◆机に向かわない小6の学習スタイル
家庭学習はというと、自宅で机に向かうことがほとんどありません!!(涙)その代わり?学んだ事を私に話すという復習スタイル?が主です。「陸奥宗光が…」「日清戦争は…」と、内容がかなり難しい!社会のノートを見たら、自分の高校時代のレベルの内容が書いてあって驚きました!今の小学生ってこんな難しいことを習っているの???

歴史的事実だけではなく、例えば勝海舟がどんな人だったかなど、人物にスポットを当てた内容のようで、私も興味深くノートを読んでいます。子どもの話題についていけるように、社会や歴史を学び直そうかなぁと思う今日この頃です。


◆まとめ
受験する子と比べるとどうしてもお気楽風に見えてしまうかもしれませんが…。受験する子が欠席している分、委員会やクラブ、たてわり班など、その穴を埋めるために頑張っている様子もあります。

学校では、卒業まであと◯日、というカレンダーを作ったそうです。卒業がひしひしと迫ってきていますが、充実した小学校生活を送ってほしいものです。