愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「お母さんが幸せになる子育て」を読んだら育児の悩み、全部吹っ飛んだ!!

これまで読んできた育児本、子育て本とは
角度が全く違う凄い本と出会いました!

「心屋先生の お母さんが幸せになる子育て
<子育ての呪い>が解ける魔法の本」

   

単行本(ソフトカバー): 240ページ

  • 出版社: WAVE出版 (2017/4/20)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4866210524
  • ISBN-13: 978-4866210520
  • 発売日: 2017/4/20
  • 梱包サイズ: 18.6 x 13 x 1.8 cm

 

図書館のおすすめゾーンに置いてあって、
なんとなく借りてみました。
「あの心屋さんだし何か面白そう~」
きっかけはただそれだけだったのです。


◆「お母さんが幸せになる子育て」、内容は?


(あらすじ引用)

「自己肯定感の強い子に育てたい」
「将来、お金に苦労をさせたくない」
「まわりに好かれる頑張り屋さんになってほしい」
「素敵なパートナーに愛されて
幸せな結婚生活を送ってほしい」etc.
……子育てにおいて様々な願いがありますが、
でも実はそれ自体が「呪い」になってる……としたら!?
人気心理カウンセラー心屋仁之助さんのセミナーや
ブログでは「〝頑張る教″に入信させないこと
(人生は頑張らないといけないものだと思わせない)」
「~したら〇〇になるといった呪いの言葉をかけないこと」
「ありのままでいいんだよと受け止めること」
「見張らないこと」など、
〝お母さんがらくちんになる″子育て法で、
たくさんの親子が幸せになっています。
従来の育児本ではない、
「お母さんが好きなことをやるといい子が育つ」
という心屋先生流の〝母親の気持ちが幸せになる視点″で、
楽しく明るい子育て法が学べる本です。

 

 以下、詳しい内容です。
まず…。

「ちゃんと」「しっかり」「早く」「迷惑かけない」
は呪いの言葉なんだそうです!
面白かったのは、子どもには2つのタイプがあって
・「ちゃきちゃきマルチタイプ」(しっかりもの)
・「お花畑スポットタイプ」(マイペースちゃん)
に分かれるとのこと。
(あぁ、分かる。分かり過ぎる!)
そしてお花畑タイプの子には、うまくいったときにも
失敗したときにも褒めるとよいのだそう。


そして子どもに何か起こったときにも
・深刻に考えない(大丈夫)
・そのまま受け止める(そっか~)
・一緒に笑っちゃう
子どもが学校に行かなくても、勉強しなくても、
「それでいいよ」と言い続ける
→その子の「そのまま」の状態を認めるのが大事なのだそう。

この本のなかで一番びっくりしたのは
子どもにお年玉を10万円あげてみてください
という一文!しかもどう使おうと黙って見守る。

お金は「苦労して努力しないと」手に入らない、
という考えを捨てる、自分の存在に価値があると
考えられるようになると、「お金を稼げる子」
になるのだとか!!

◆「お母さんが幸せになる子育て」感想

小難しい文章一切なしなので、あっというまに
読み終えてしまいます。なのに他の育児本よりも
「ためになったな~」と感じて、
これまでの育児スタイル、「すべき」と思っていた
ものが一気に剥がれ落ちた気がします。

まず自分の子どもが「お花畑タイプ」なんだ!
と気づけただけでも大収穫でした。
いつも「なんでこんなに忘れ物するの?」
「どうして○○くん、◎◎ちゃんとこんなに違うんだろう」
なんて思っていましたが、ちゃきちゃきタイプの子と
比べたって仕方ないんだと分かりました。

そもそも「お母さん」たるもの、
「ほら、はやく宿題やって!」
「しっかりご飯食べるのよ」
とか言ってるお母さん像がなぜだか、
脳内にしっかり焼き付いていて。
クレヨンしんちゃんのママみたいな)

子どもを甲斐甲斐しく世話することが
いいお母さん、子どもを放置するなんて
悪いお母さん、と勝手に思い込んでいました。
まさにこれも呪いなのかもしれません。

ここ数年、「自分」の範囲内では
「自分を大事にする」を
実践できていたのですが、それが子育てとなると
全然別次元だと思っていました。
でも考え方は一緒だったのです!
お母さんになったからって、自分を犠牲にしなくても
よかったのです。

来年のお年玉で10万円ぽんっとあげられるか
どうかは疑問ですが、「1万円あげるから
これ1年間で好きに使っていいよ」とか
やってみたいなと思いました。
子どもがどう使っていくのか?ワクワクします。

 

さて、この本を読んでさっそく
心屋理論を実践してみましたので
せっかくなので書いておくことにします。

◆「お母さんが幸せになる子育て」、実践してみた

*学校の宿題をやるときいつもは、つきっきりで
見ているのですが、この本を読了した日に
少しほっておいてみました。そしたらむしろ普段より
たくさん音読する、漢字の書き取りは
自分から汚い字を直していました!
やっぱりあれこれ口を出さない方が
いいみたい!


*休日の午後2時頃、どうしても眠くなって
テレビゲームをしている子どもを放置して、
お昼寝タイム~。
すると一人でゲームを止め、
おじいちゃんおばあちゃんと
遊んだり、一緒に散歩に行っていました。
いつもなら「ゲームやめなさい!」とか
言わなければいけない
小言が不要に。

ここまでは言うならば成功編ですが、失敗編も。

*学校で友達と遊ぶ約束をしてきました。
でも帰宅するとおやつを食べ、テレビを見て
すっかり約束は忘れている様子。
そのままにしておけばよかったのに、つい
「遊ぶ約束はどうするの?」と。
思い出したものの、お花畑タイプの1年生ですので
約束の場所には一人で行けず。
連れていくと、さすがにもう友達たちは跡形もなく。
イレギュラーに弱い息子は思考停止状態に;;
結局、遊ぶことはできず帰宅…。
本当だ、そのままにしておけばよかったんだー
と後悔しました。


そのうち内容を忘れてしまいそうなので、
一冊手元に置いておきたいくらいです。
Amazonだとkindle版の方が少しお安いので、
kindle派の人にはおすすめ。

ちなみにkindleってタブレットがないと読めない
って思っている人いるかもしれないけれど、
スマホからもkindleアプリをDLすれば読めます☆
家に本が増えずに済んで、ミニマリスト気取れます。

お題「どうしても言いたい!」