◆気になる息子の発音
我が家の息子の場合、話し始めた頃から気になる発音が
いくつかありました。たしか3歳児健診の時も相談しましたし、
定期的に相談はしていましたが、会話できないわけではないので
「そのうち治ります」
「様子をみましょう」
の繰り返し。
年少の時は「年長までそうだったら専門機関に相談してもいいかもね」
年中の時は「小学校上がるまでにそうだったら…」
と、何度も相談していくうちに見えてきたのは
「いつになったら専門機関に相談すべきなのか?」
という問題。
でも療育の先生や幼稚園の先生からすると
「そのうち治るでしょう」という認識が透けて見えるような
気が、会話から見えてきました。
たしかに小学校上がっても変な発音している子ってそんなに
いないように感じますし、自分が子どもの頃もいなかったので
先生たちの対応に納得はするのですが…。
ただ、やっぱり息子の凸凹も「気になる」をそのままにしておかなかった
からこそ療育につながったという自負はあるので、放置はしたくない、
自分ができるところまでは努力したいという思いがありました。
◆発音の相談は言語聴覚士さんに…。
先日、療育手帳更新時の面談で「他に何か気になることありますか?」
の問いに、ダメ元で発音について話題を挙げたところ
「児童発達相談係に言語聴覚士が在籍しているので、相談してみたら?」
というアドバイスを頂きました。
面接担当の方からは「私から言語聴覚士に話すこともできるけれど、
忘れそうなので…」と私から改めてアクションを起こすように
導かれました。
結局、再度お電話したときにすっかり忘れられていて、メモすらして
くれていなかったのだと少し悲しい気持ちになりました。
(こういうこと、よくあるので本当に気になる方は相手任せにしないで
必ず自分で動くようにしています!)
お電話をした翌日、言語聴覚士の方から折り返しが。
電話の時、担当者にしっかり説明したのですが改めて説明を
求められました。ちょうど子どもとお出かけしていて出先だったので、
会話しやすい場所に移動して、慌てて内容を頭の中でまとめて!
(こういうこともあるので、日頃からメモ帳、ペン、スケジュール帳は
あるといいなと痛感しました。)
◆言語聴覚士に相談した結果…
私からの説明内容としては、
2、3歳の頃はいくつか発音で気になるものが
あったもののだいぶ解消された。ただ未だに1音だけはっきり
間違った発音をしてしまっていて、さりげなく指摘しても全く
直る気配がない。というものでした。
偏食で舌を動かしていない理由も付随して説明したところ、
発音がクセになっているのではないか?とのことでした。
日常でできる対策法もすぐ教えて頂きました。
「日常生活では特に支障はないのですね?」と聞かれ、
「は、はい…」と答えると、直接お会いして診て頂ける
機会は数か月後に伸ばされました。
つまり後回しにされました;
あからさまだったのでこれまた少し悲しくなりましたが、
たしかに緊急性は低いので、他のもっと「すぐに相談したい!」
というご家庭優先になるのはしかたないのですが。
面談の日程も、後日電話しますとのことで
まだ目安も何も立っていませんが
一度専門家に診てもらえるというのは安心です!
今のうちに、日常生活のなかで気になる面、箇所を
メモしてストックし、相談の場で質問してみようと
思っています。
言語聴覚士さんはかなりご多忙のようで、外出している
ことも多いようです。ただお電話での相談は数か月待たずとも
できそう(自治体によっても差があるとは思いますが)
なので、気になっている方は相談してみるとよいでしょう。
日常生活でも支障があるレベルの子は、言語聴覚士さんの元で
発音練習する場を設けてもらう(つまり療育ってことになる)
こともできます。練習は親子共、大変なようですが…。
我が家のように「発音はクセになってしまっている」場合は
どうなるのでしょう。言語聴覚士さんと直接お会いでき、
進展があったらまたご報告したいと思います。