愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「負けるのが嫌」が治った理由

家族でゲームを楽しく遊べるのはいいのですが、負けると子どもが怒り出してしまうのが毎回ネックでした💦いつもは穏やかな性格なのに、「エクソシスト」の映画ですか?ってくらい恐ろしい悪魔👿と化してしまう我が子を見るのは悲しいものです…。私自身、子どもの頃はそりゃ負けたくない気持ちもありましたが、男の子の「負けたくない!!!!🔥🔥🔥」という気持ちはいろんな意味で凄まじいな、、、と母になって思います💦

息子の「負けるのがイヤ」「負けると出る癇癪問題」については、もう何年も耐えてきましたが、小学校中学年くらいになってようやく少しずつ我慢できるようになってきたかなというところです。

【効果があった対処法】
①癇癪が出やすいゲームは一時封印する
「難しいからすぐ死んでしまう、けど本人的には面白い」というゲームがあって。死んでしまうから怒る、で毎日悪魔降臨。さすがの私も無理…と、「このゲームは一時封印にしよう」としました。他にもゲームはあるし、何とかなりました。その後、しばらくたって思い出したころに再度プレイしてみると、子どもの操作技術が上がったせいか以前より上手にできるようになっていて、「あの時封印してよかったなー」と思いました。

②癇癪が出たらその日の遊びは終了
「怒ったから今日もう遊べないね」と言うと、それに対してまた怒り出すこともあるのですが💦癇癪を出したら自分にとって不利益だという状況を作ると、少しずつ本人なりにトライするようになっていったように思います。最近癇癪が出ると、パパが「無理!」と別室逃亡し遊べなくなってしまうため、我慢できるようになったのかもしれません。

③「まぁいいか」を日常的に言う、言わせる
負けた時に親が「まぁいいか」と言い、本人にも「言ってごらん」と促して、言えたら褒める、を繰り返しました。今では毎日のように「まぁいいか」と言っていて、すごい変化です。

④怒らなかったときに褒める
「褒めるなんて当たり前じゃん」と思ってましたが、自分がいかに普段褒めてないかを気づかされる場面がありました。支援教室の先生は、とにかく何でも褒める!やることなすこと全て褒める!やらなかったことに対しても褒める!
自分の子を褒めるって初めは物凄く慣れない行為ですが、やってみると本当に嬉しそうにしていて、褒めるようになってからすごく変化を感じるようになりました。

⑤怒りを出していい場所・物を教える
「クッションならパンチしていいよ」「この中で大きい声だしていいよ」など、ダメダメばかりじゃなく容認できることを教えてあげると、どうしても!のときに感情を吐き出せるみたいです。教えたから毎回やり始めるのかなとビビッてましたが、意外とそうでもなかったりしました。


多分未だに負けるのは嫌だし、怒りだしてしまうこともあるのですが、必ず毎日長時間出現していた悪魔が、今ではたまにやってくるくらいのレベルに抑えられるようになりました。療育や各種相談先で何度も何度も何度もアドバイスを貰い、具体的行動を見たり、体験してようやく結果が出てきたという感じで。方法は簡単だけど実践してそれを日常化させるのはとても難しかったです💦子どもの成長と共に難易度レベルも下がっていったように思います。