愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「魔女の宅急便」から味わう映画再見の醍醐味

3月27日の金曜ロードSHOW!で
放送されていた「魔女の宅急便」。
ジブリ作品は好んで観てくれる息子と
鑑賞してみました。

 

魔女の宅急便 [DVD]

魔女の宅急便 [DVD]

  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: DVD
 

 主人公が女の子だし、
息子は楽しめるのかな?
と少し心配しながら
観ていたのですが…。

観返してみると
「そういえば…
あまり女の子っぽさが強いと
いうわけでもない
不思議な作品だったな」
とも思い出しました。
その最大の特徴として、
乗り物が多数登場する!
全編通して、
自転車・船・車・飛行機・列車・飛行船
と乗り物がとめどなく出てくるのです。
(今回初めて気付きました)

とはいえ、乗り物が登場する作品は
「魔女宅」だけではないので
他のジブリ作品でも探してみると
面白いです。

 こんな本も出ているとは。


乗り物が出ないシーンの合間には、
クスっと笑えるシーン
(キキ’sママ製作薬がボン!と爆発するとか
ジジの発言や動きなど)
が必ずと言っていいほど挟まれていて、
観客を飽きさせない工夫たるや。


また、自分の子ども時代は
とにかくキキに感情移入していましたが、
大人になった今、キキのお母さん、
おソノさん、おソノさんの旦那さんなど
「大人たち」に意識が向いている自分。
「あっ、私、大人になったんだな…」
と、魔女の魔法が解けたような感覚でした。

 

思春期時代に観たときの
「そうか、働かなきゃいけないのか」
と大人になることへの危機感をぴりりと
感じたなあという肌感覚も
懐かしく思い出すのでした。

 

おうち時間が長い今、
「昔観たから」と却下せずに
改めて観る、子どもと一緒に鑑賞してみると
本当に同じ作品?!というほど感じ方が
違う、新たな視点を持てるのでおすすめです。

私はこのたっぷりとある時間を使って
映画原作にも触れてみたいなと思っています。

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

  • 作者:角野 栄子
  • 発売日: 2002/06/20
  • メディア: 文庫
 

映画と原作の違いを探すのも
乙な、上級楽しみテクかもしれません。


ハリーポッターの映画を全作観終わり、
原作本に手をつけているのですが
映画監督の手腕に感激して、
今度はその映画監督に興味を持って…
という無限ループにわくわくしている最中です。



ここ数年、ニュースを見ることができなかった
(息子がテレビのリモコンを頑なに離さなかった)
のですが、小2になりニュースに
少し興味を持つように。
それが嬉しくもあるのですが、
一緒に同じ映画を観る楽しさもまた
格別だなあと思う今日この頃です。

 

お題「最近見た映画」