いわずと知れた「ジブリ美術館」。
子どもに猫バスで遊ばせてあげたくて、
学校の代休に行ってみました。
◆ジブリ美術館 概要
◆ジブリ美術館 チケット入手するには?
チケットは日時指定の完全予約制。
入場希望日の前月10日に発売されます。
①入場希望日の前月10日、
午前10時ごろは予定を空けておく
②インターネット予約の場合には、
ローチケに会員登録しておく
③チケット発売日Wi-Fiが
繋がりやすいところに身を置く
※午前10時直後はネットで
申込み画面になかなか進ませんでした;
やっと進んでも、会員登録していないと
まずそこからなので、パスワードなどを
忘れていると悲惨です…。
10時半ごろ、やっと申込みできました。
入場時間も事前に決めておくと
スムーズです。
チケットが無事取れたら、ローソンで
忘れず発券、忘れず当日持参です。
◆三鷹駅発 コミュニティバスに乗ってみた
うちの子は歩くのが嫌いなので、
吉祥寺から歩くのはとても無理だなぁと思い、
三鷹駅からバス、のルートを選択しました。
三鷹駅改札前までくると、すぐに看板があり
分かりやすかったです。
この看板、よーく見ると「南口9番」
と書いてあるのですが
このときは気づかず;
もう少し大きく、太字にしてくれると
いいなぁと思います。
ロータリーの地図を確認し、
ようやく把握。
駅から一番離れた場所
にありました。
近づいてみると、
既に10人ほどの列が!
10分に1本バスがくる、と言われいても
列を見ると焦ってしまいます。
行列の後ろくらいの位置に
券売機があるのですが、
この券売機で販売しているのは
美術館⇔三鷹駅の往復チケットのみ。
「帰りは歩いて帰るかも」と
いう方は買わずに、バス乗車時に
Suicaやパスモで支払いできます。
この券売機、なぜか
とても買いづらかったです。
大人1枚、子ども1枚、と選択すると
「発券」ボタンが表示されるので
押しても押しても、押せない…。
よく考えたらお金を入れていないから
なのですが、それが分かりづらい仕組みで
私の前の人も、後の人も、たぶん同じことで
つっかかっていたようで買うのに時間が
かかっていました;
おかげでバスを一本逃してしまいました;
でも最後の方に乗ると、座れないくらいの
こともあるので、焦らず乗るのがいいかと。
警備員さんもバス停前に常駐していて、
急いで乗ろうとしたら止められました;;;
1本待ったおかげでバスの外観を
見ることができました。
子どももテンションが上がっていました。
バスに乗り込むと、
ラッキーなことに「まっくろくろすけ」を
発見!他にも探してみましたが、1匹
だけでした。
出発するころには
座れず立つ人もたくさんいたので、
ゆったり座って行きたいのなら
1本乗り過ごすくらいがちょうどいいのかも
しれません。
乗車してしばらくすると、
いよいよジブリ美術館に到着です。
◆ジブリ美術館 入館までの流れ
雰囲気のある看板に目を奪われていると、
その横にはまたもや行列が!
チケットはあるけれど、やっぱり
並ぶとなるとそわそわしてしまいます。
私の後ろに並んでいる人は関西から
来ているようでしたし、外国人観光客も
たくさんいました!
並んでいる間、建物を眺めていると
ここにも「まっくろくろすけ」を発見。
隠れミッキーならぬ、隠れジブリを
探してみるのも楽しいです。
次に出会ったのは巨大なトトロ人形!
並びつつのフォトスポットと化していました。
でもガラスに光が反射してしまって、
やや残念。
それでも俄然、テンションが上がります。
上を見上げると巨神兵!
「やっとジブリ美術館に来たー!」
という気分になりました。
美術館の周りは緑が生い茂っていて、
ジブリの映画の世界に迷い込んだかのよう。
雨上がりの天気の良い日だったのですが、
とても心地よかったです。
チケットには「身分証を提示してもらうことが
あります」と書いてあったのですが、
本当に「見せてください」と言われました!
チケットには購入者の名前入りなので、
それと照合するようにして身分証を
確認されました。
周りの人、口々に
「…身分証持ってきてよかった…」
と言っていました。
入館手前にトイレがあるので、
トイレに行きたいならここがチャンス!
さぁ、いよいよ入館です!
残念ながらジブリ美術館内は撮影禁止のため
館内の写真はありません。
◆ジブリ美術館 楽しんでみた
チケット購入時には、ローソンで
こんなに詳細な注意事項の紙を
貰えます。
(※蛍光ペンは私が自分で引きました)
館内に入るともらえるパンフレット。
一応、パンフレットはありますが
順路というものはなく、
好きなように回ってねというスタンスでした。
子どもが「螺旋階段に登りたい!」と言うので
登ると、ネコバスのところまで行けました!
○ネコバス
遊べるのは小学6年生まで。
1回に遊べる人数の上限が決まっていて、
5分交代制でした。
入る前に、イラストで注意事項を
スタッフさんが説明してくれます。
・ネコバスの上に登っても良い
・ただし飛び降りないこと
・まっくろくろすけの目の部分が
硬くなっているから、人に投げつけない
靴を脱いで上がります。
ネコバスから入ったり出たり。
まっくろくろすけをバスの外に
出したり、集めたり。
楽しそうでした。
ネコバスの部屋の装飾は
目立たない部分まで実は繊細で
「こんな部分にまで!」
と感動して、涙ぐみそうになりました。
スタッフの方たちもみんな優しそう~な
オーラを纏った人ばかりで、
「ジブリが大好きなんだろうなぁ」と。
○屋上
ネコバスの部屋からベランダに出て、
さらに螺旋階段を登ると…
い、いたー!
やっと会えたー!
隣にはラピュタ族が作った
飛行石の固まり?も。
ラピュタ語だ!なんて書いてあるんだろう?
と子どもたちも興味津々。
○短編映画
地下の映画館で短編映画を観ました。
子どもは初めて嫌がっていたのですが、
観終わった後は「楽しかった!」と
言ってくれました。
初めて「パン種とタマゴ姫」を観ました。
そこかしこにパン種の大きな人形があったり、
お土産売り場ではしっかりパン種くんの人形も
売っていました!
○「手描き、ひらめき、思いつき」展
新しい企画展を観ることができました。
読む箇所が多く、子どもは飽きてしまって
ゆっくり読めなかったのが残念…。
面白かったのは
「館長(宮崎駿)はお土産に興味がない」
という記述!
たしかにもっとお土産売り場、広くして
沢山扱ってもいいのになぁと思っていましたが
そういう理由からなんだ、と微笑ましかったです。
○お土産売り場
一番混んでいるスポットだったかもしれません。
事前に欲しいものを下調べしておくと、スムーズに
回れただろうなと思います。
○ジブリ美術館を出ると…
一旦、ジブリ美術館を出ると再入場はできません。
出てからカフェがありますが、ちょうど昼時で
やや混みあっていました。
お弁当を持ってきていたので、
井の頭公園で食べることにしました。
美術館を出てすぐ、この景観です。
食事のためのテーブルとイスも多かったので、
お弁当を持ってきて正解でした。
子どもにねだられて買った
ネコバス人形。
この景色に合う…。
ふと遠くを見ると、遊具を発見。
さらにここの少し先にも、もう1つ遊具の
ゾーンがありました。
たっぷり遊んだあとは、
帰りもコミュニティバスで三鷹駅へ。
吉祥寺に立ち寄り、コピス吉祥寺で
子供服を買って帰りました。
結果としては、たっぷり楽しめた1日でした!
子どもが高学年になって、展示物などが読めるように
なったらまた連れてきてあげたいものです。
◆ジブリ美術館を楽しんだ後、
読みたい・見たい作品たち
宮崎駿さん、引退宣言しましたが
撤回して新作を制作中とのこと!
*著:吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
映画完成までに原作に目を通しておきたい
ものです。
*著:江戸川乱歩「幽霊塔」
宮崎駿が強く影響を受けた作品、と
「手描き、ひらめき、思いつき展」で
見かけました。
*「白蛇伝」
日本初の長編カラーアニメーション。
宮崎氏が感動して、アニメーションの道を
進むことを決意させた作品。