小学校1年生の5月頃、あさがおの種植えを
するかと思います。そんな時期に読んでおくと
面白いのが
①「あさがお」
著:荒井真紀 監修:高橋秀男
美しさに圧倒されます!
あさがおの観察ポイントもよくわかるので
事前に読んでおくと、子どもとしても
見通しがついて授業でもやる気がでるのでは
ないでしょうか。
②ひまわり
著:荒井真紀 監修:高橋秀男
「ちゃれんじ1年生」をやっているご家庭なら、
6月号でひまわりの観察キットが付録で届きます。
大人が読んでも「そうか、こういう風になるんだ!」
と、ちゃれんじの説明書よりも分りやすいです。
実際に育てるのとは違う視点での学習ができると
思います。
③「めがねがなくてもちゃんとみえてるもん!」
作:エリック・バークレー
訳:木坂涼
就学時健診や小学校の視力検査で、
子どもの視力の悪さにはじめて気づいた!
というご家庭も多いのではないでしょうか。
・見えているつもりでも本当は見ていない
・メガネをかけると実際どうなるのか
・メガネを作るまでの過程
を可愛らしい絵で導いてくれるので、
視力検査に行く前、メガネを作る前に
読んであげると子どもも素直にメガネを
受け入れられるようになるかもしれません。
くすっと笑える点も多く、秀作です。
④「ぜったいたべないからね」
作:ローレン:チャイルド
訳:木坂涼
給食がいやで「学校行きたくない」と言い出す子へ。
この絵本を読んだからといって突然食べられるわけでは
ないですが、食べ物に対する思い込みをなくすというか、
「そうか、そういう考え方もあるんだ!」と発想が
柔らかくなる、そんな絵本です。
「給食食べなさいよ!」なんて言わずに
ただこの絵本を読んであげる。
それだけでも子どものなかで何かが変わるかも?!
ちなみに、
⑤「ぜったいにがっこうにはいかないからね」
作:ローレン:チャイルド
訳:木坂涼
もあります。慣れない勉強を毎日がんばっている子どもを
ねぎらいながら読んであげたいものです。
*おまけ*
最近読んだなかでのおすすめは、
「いそっぷのおはなし」
絵:降矢なな 再話:木坂涼
「ともだちや」シリーズ、「めっきらもっきらどおんどおん」
などでお馴染みの降矢なな先生の絵が楽しめるのは
もちろんのこと。
イソップ物語が1、2ページでギュッと収まっていて、
有名な9話が絵本一冊分に集約されています。
きつねとつる
うさぎとかめ
よくばりないぬ
うしとかえる
ひつじかいとおおかみ
きこりとおの
からすときつね
ありときりぎりす
きたかぜとたいよう
童話系の絵本は数多くあれど、
この時期の子どもにこれだけ分かりやすく描いた
絵本はなかなかないかと!
全てひらがな、カタカナなので子どもひとりでも
読める絵本です。
学校の朝読書の時間に持って行かせる絵本としても
アリ!