愛すべきグレー ~お出かけ日記~

小2育児ing。話題のスポット・穴場な遊び場のリサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「療育が必要なさそう」と言わないで欲しい

最近、
「療育が必要そうじゃない子がいる」
というワードに過敏に反応してしまいました。

例えば一言で「自閉症」といっても、
濃いめのグレーから薄~いグレーまで
いるわけで。それなのに、そのなかで
「あの子は必要なさそうなのに」とか
「全然療育とか必要なさそうだよね」
と子どもの親に言うのは…。



療育だって自由参加ではなく、
医師の診断や自治体での申請諸々を
通過した上でみな通っているんです。
「あの子療育必要じゃなさそう」
と言った人が専門的知識を持っているなら
まだしも、他人の子をパッと見ただけで
判断できるのでしょうか?

「療育に通う必要のある子」のなかには、
パッと見て判断できる子とそうでない子が
いるのです。薄いグレーであればあるほど、
見て判断はされづらいです。
そういう子ほど、普段の生活で
理解されないことが多く親子共々
傷ついた経験も多いです。

何も問題がなさそうにみえても、
それは「療育の場でも子どもが頑張っているから」
ということだってあります。
親子で頑張って頑張って、ようやく
ここまで困り感を減らせた!という人
も居ます。
よかれと思って「必要なさそうだね」と
言ったとしても、相手からすると
「来ないで」や「なんで来ているの?」
と言われているようにも聞こえるので
あまり積極的に口に出さない方が
いいように私個人は思います。

 

◆一見「療育が必要そうではない」子の
実例

例えば息子のゆっくり君も、毎度言われて
きたタイプです。でも子どもについて
お母さん同士で会話していくうちに、
だいたい「えッ?そうなの?」と
思われることが多いです。

(例1)

ママ友「ゆっくり君、お誕生日だから
ケーキとか作るの?」

私「いや、うちの子、生クリームとか
食べられないしケーキも食べられないから
作らないよ。ショートケーキは上に乗った
苺しか食べられないんだ」



(例2)
ママ友「今度のハロウィンパーティー行く?」
私「うちの子、感覚過敏だから仮装したり
するの苦手だし、大人数の場所も苦手だから
行くの嫌だって言ってるんだ」

 

 

(例3)
公園で息子だけお友達と遊ばず、ぐるぐる
走り回っている。
ママ友「ゆっくり君、元気だね~」
私「広い場所だとどうしていいか分からないのと、
お友達に自分から交じることができなくて困ってる
だよ…」

 

このように、他の子と比べると出来ないことが
たくさんあるし、勘違いされることもたくさんあります。
(恐らく周囲のママ友からは「付き合い悪いな」
と思われているかもしれません)
もちろんここに挙げたことだけでない困り事が
あって療育に通っています。
まだ、療育に対する知識がない人から言われるなら
いいですが、同じく療育に通っているママから
「必要なさそうなのに~」と言われると
地味に傷ついています。


お母さん同士が子どもについて話す場が
ある療育先とない療育先があるので、
詳しい事情を知らないと見た目だけで
判断されがちですが、たとえ
必要そうに見えなくても
「何か困っていることがあるから通っているんだな」
と温かく見守るのが正解だと思います。


もし逆に「なんか療育必要そうだね」と
言われたら嫌なはずなのに「必要なさそう」が
蔓延しているのが不思議です。