愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

公共施設でのトラブルから生まれるコミュニケーション学習の機会

 

今日は月1回の発達クリニック受診の日でした。

「夏休みは子どもを連れてきて」とのことだったので、今日は息子を連れて。

そのときの出来事です。

 

 

待ち時間~診察中


クリニック待ち時間中に他の子が入ってきたときのこと。

「こんにちはー」と息子に話しかけるのも、息子無言・・・。うーん。

しかたなく私が「ごめんねー、ちょっと恥ずかしいみたい」と代弁。

診察中(といっても私が先生と話すだけですが)は息子は同席。

隣でおもちゃで遊んでいました。ほぼだんまり。最後、先生に手を振れたのと、

か細い声で「さよなら」と言ったくらいでした。


本屋さんでの出来事

ハサミのワークを買いに駅ビルの本屋さんへ。

子どもが遊ぶスペースがあって小さなブロックがあったので「やってみたら?」

と勧めたところ、ゆっくり君めちゃハマりました。何を話しかけてもスルー。

「もう少しやりたいの?」と聞くとようやくうなずくくらいのド集中。

「LaQ(ラキュー)」という知育ブロックでした。



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買ってあげたかったけれど家にはリブロックがあるし断念。

でもかなり手先が器用になってきたなぁと感じました。

何度話しかけてもだめなので、飽きるまで待っていたらようやく

 

「もう終わりにする」と。今度は駅ビルの屋上に遊びに行く事にしました。


公共施設はトラブルの宝庫だけど、学習の場でもある

 

普通のお母さんはベンチで座って遠目で子どもを眺めるくらいでしょうが、

うちの場合は少し目を離しただけですぐトラブルです。

具体的には「あの子にぶつかられていたかった」やら「僕が先だった」やら。

 

これまでは他の子も話ができなかったので、両成敗で済んでいましたが最近は

 

それではすまなくなってきました。

4歳過ぎると相手のお子さんも状況説明できるようになるため「あの子がね・・・」

なんてうちの息子のことを告げ口、というと言い方悪いですが、

自分のお母さんに話したり、「やめろよー」なんて言い合いになったりすることが。

ですので、傍から見ると「そんなに見なくても」「心配性ね」

と思われるかもしれませんが、片時も目が離せません。

 

なかにはいじわるな子もいます。そんな時、「よく我慢できたね」


「あと5秒だけ待ってみたら?」などと声がけしてみる。できたらすかさず褒める、

 

を実践することでちょっとだけ息子も自信がついたのか?

 

「僕できたよ!」なんて言っていました。

 

正直、親側は神経すり減らしますので、公共施設に行きたくない時期も長かったです。

 

ずっと避けて過ごしてきた期間もあります。でもそれでは子どもにとって、

コミュニケーションを学ぶ場を奪ってしまっているなと感じた今日でした。

もちろん毎日公園に行くには大変ですし、私自身コミュニケーションが得意なわけでも

ないのですが、余裕があるときには「子どもの勉強のため。一種の療育!」と

ある程度割り切るような気持ちで行ってみるのもいいのかなと思いました。

 

 

親の姿を見て、子どもも人との関わりに挑戦する?

たまたま息子と同じTシャツを着ていた子がいて「同じ服だねー」

なんて話しかけたら、息子に付いてきてくれるように。

 

はじめは怪訝な顔をしていた息子でしたが、私がその子に対してフレンドリーに接して

いたら、仲良く遊べるようになりました。

特に家の近所じゃない施設で、知らない子との関わりだと

「今後関係ないし、まぁいいか」という気持ちになりがちですが、

まず親側が手本を見せてあげることで、「こうやって他人と関わるのかぁ」と

 

子どもも学べるのかなと感じた出来事でした。

 

 

母としての本音

今日はたまたまうまくいったので綺麗事を並べていますが、

 

私自身、公共施設で他の子とのかかわりが上手くいかず心がボロボロになることも。

子も勉強、親も勉強ですね。。。


(おまけ)エレベーターでの出来事

騒がしいのが苦手な息子。最近はエレベーターで話している子に

「しーー!」とやるように・・・。

なんと高校生にもやってましたよ;;

声のボリューム調整が苦手で興奮すると大きい声を出してしまう息子に

私自身やるのですが、それを真似しちゃうかぁとちょっと複雑な心境でした。

 

困ったことに対して解決策が見つかっても、その先にまた困ったことが


生まれるものですね~;;