愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

登校拒否・行き渋り(小1)への対応

月曜日。
起床した息子に「おはよう」
と声をかけると
「ん゛ー!!!」(癇癪声)

「えッ、何?
起きた時、ママ居なかったから?
寒いから?まだ眠いの?」

オールスルーの中、
その後に繰り出した
「学校、イヤなの?」というワードに、
息子は無言で首を縦に振るのでした。

それでも時間になれば自分から
身支度を始めたので、
じゃあ行くのかなと思っていたら、
さぁ行くぞという瞬間、
泣き出してしまいました。

少し落ち着いてから時計を見ると、
まだ登校時間中だったので
「間に合うよ!」と言うと
本人も「行く!」と立ち上がるのですが、
やっぱり泣き出してしまう…。

これ、本当に身体が「無理!」と
感じているときに出てしまう涙だろうな
と。(私も経験アリ)

「じゃあちょっと遅れて学校行こうね」
と、慌てて小学校へ電話。
担任にすぐ繋いでくれて、
状況を伝えて電話を切ると、
気持ちがらくになったのか、
一人でずーっと話し続ける息子…。

 

◆理由のない不登校VSマイペースな母
「ちょっと待って。
何が原因で行きたくないの?」
優しくヒアリングしますが、
その都度、理由が違ったりして
「ははーん、さては特別な理由は…
ないな;」と気付くわけです。

「なんとなく行きたくない」気持ちも
分からないでもないけど、理由が
分からないと解決のしようもなく。

そしてもう一つ困るのは、
登校に付き添うための自分の身支度!
慌てて着替えて、軽く化粧をして。
「軽く」と思いつつも、
「やっぱりアイラインも引いておこうかな」
「チークも少し入れておくか」
と結局、フルメイクの3割引きくらいに
なってしまうのでした。

そんなマイペースな私に痺れを切らしたのか、
自分からランドセルを背負ってしまい
待ちくたびれたのか、
「もう学校行く!」と言い出した息子。
でもやっぱり玄関に近づくと、
立ちすくんでいました。

なんとか学校に到着。
先生も気づいてくれて、
子どもの目線に合わせてしゃがんで
「何かイヤになっちゃったかな?」
と聞いてくれますが、やはり
答えられない様子。


そして無事登校できても、
ずっとモヤモヤしてしまう母でした。
近々、ウィスクの結果が出るので
内容次第では自治体の不登校相談に
行ってみようかと思っています。


◆「学校に行かなくてもいい」
と思ってはいるけれど…

正直言って、「学校楽しいのに
なんで行かないの?」みたいなことは
一切思っていません。
問題なく行けるなら行くに越したことは
ないけれど。

息子の性格と発達障がい(コミュニケーションの
難しさなど)を考えると、
ホームエデュケーション(家庭学習)、
余力と能力さえあればやってあげたい。
ただ、最低でも土日は付きっきりなので
平日も、となると私がもう限界…。

支援教室?適応教室?フリースクール
どこかベストかまだ分からないけれど、
今の彼には小集団の方が
落ち着いて、自分らしく過ごせる
だろうなあと思います。

学校以外の場所→学校、と
段々と通えるようにしてくれる
スモールステップが今の学校にはなく、
「行く」か「行かないか」の2択しか
ないのは残念です。
(うちの学校にいわゆる
保健室登校」という概念は
ないみたいです;)


不登校は許しても、揺るがないルール
普段、テレビゲームもテレビも容認派ですが、
不登校のときにはNGとしています。
一度でもテレビを見せたら、
「これ観終わったら!」と言い出すのは
目に見えているし。
「行きたくない」を後押しさせてしまうので、
このルールだけは貫いています。
(あくまで我が家は、の話)

子どもとしても「学校行きたくない」を
認めてもらってホッとしたものの、
家ですることもないので
「学校行こうかなぁ」という
気持ちになるようです。