愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

小学1年生におすすめの児童書シリーズ

幼児期から親子で親しんでいた読書。
小学校に入ってから、
子どもが学校図書館
児童書をたまに借りてくるようになりました。
「まだ早いんじゃ?」と思っていたものの、
文字が大きめだったりイラストがたくさん
入っていると、子どもも楽しいようで。
最近は絵本に加えて児童書もたまに
読んであげるようにしています。

図書館の児童書コーナーに最近は
よく行くようになったのですが、
絵の割合や文字の大きさ、
子どもが理解できる内容か
(難しすぎないか)などチェック
するようにしています。


面白い本をたくさん見つけたので、
小学1年生や低学年向けの
おすすめ児童書をまとめてみます。


◆こまったさんシリーズ/著・寺村輝夫
こまったさんシリーズ おはなしりょうりきょうしつ 全10巻
まさに私が小学生時代、読んでいました!
特に女子たちが、こぞって読んでいた記憶が。
何十年ぶりかに読んでみましたが、
挿絵がカラフルで絵本に近いと言ってもいいほど。

男の子にはどうかなぁと不安でしたが、
読み聞かせする分には楽しんで聞いてくれました。
わかったさんシリーズも、と思いましたが
そちらの方が文字が細かいので、
まずは、こまったさんがおすすめ。 

 

作者の寺村輝夫さんは
「おしゃべりなたまごやき」の
作者でもあります。絵が違うので
最近まで全く気付きませんでした!
そして大人になると、こまったさんシリーズの
あとがきもけっこう面白い!
寺村さんの食のこだわりが書かれています。


かいけつゾロリシリーズ/著・原ゆたか
かいけつゾロリのドラゴンたいじ	(1) (かいけつゾロリシリーズ 	ポプラ社の小さな童話)
こちらも私が子どもの頃からあるシリーズ。
特に男の子は絶対好きなやつ…w
面白いのはいいけれど、イラストにも
文字がぎっしりなことも多いので
全て読み聞かせるとなるとちょっと疲れる…。
というわけで、最近は
「細かい部分は自分で読んでね」としています。

言葉のチョイスはちょっとお下品なものもあれば、
子ども向けにしてはちょっと難しいものを
さりげなく入れ込んでいる時もあり、
両面の意味で語彙力が上がるように思います。

 

ちなみに2020年春からテレビアニメの新シリーズ
が始まるとのこと!楽しみです。


◆おばけずかんシリーズ/斎藤洋
がっこうのおばけずかん あかずのきょうしつ (どうわがいっぱい)

お化け好きなお子さんにはおすすめ。
怖そうに見えるのですが、文章内には
「でも大丈夫!」という語句がよく出てきますし、
オチも安心できるものなので、ご心配なく。

「児童書」というと固いイメージですが、
子どもが一人でも読み進められるくらい
読みやすい読み物です。
「オリンピックのおばけずかん」
なんて本もあるので、2020年のオリンピックイヤーに
はぴったりかと思いますw


◆キャべたま探偵シリーズ/三田村信行
キャベたまたんてい なぞのゆうかいじけん (新・ともだちぶんこ)
キャべたま探偵を筆頭に、野菜が
たくさん登場人物として出てきます。
野菜は食べられなくとも、まずは読むことから
はじめてみるのも十分効果あるかも?!

なぞなぞのようなストーリー展開なので、
「この先どうなるのかな!?」という
ワクワク感を親子で楽しむことができる
シリーズです。

 

◆おしりたんていシリーズ/トロル

おしりたんていファイル(既刊7巻)

現在、大ブーム中の児童書!
「おしりを9つ探せ!」など、
ミッケ要素があったり、迷路があったりするので
本嫌いの子でも楽しめること間違いなし。
お上品かといえばそうでもないので、
子どもに買ってあげるかどうか迷うパパママも
いるかと思いますが、やっぱり子どもが読みたい!と
思った本を買ってあげるのが一番。

実際、息子も1人で児童書デビューをした
ファースト児童書でもあります。



そういえば、そもそも「児童書」の定義って
何だろう?と思って調べてみました。

乳幼児から小学生,中学生くらい
(0歳から13,14歳くらい)の
読書興味や読書レベルにあった図書.
児童書,子どもの本ともいう
絵本昔話,幼年文学児童文学
伝記,科学の本,実用書,レファレンスブック
などに分けることができる.
(出典:コトバンク

 

 ということは、
絵本も児童書に入るということですね??
小学生のことを「児童」と呼ぶから、
児童が読む本は児童書、という括りなのかも。

じゃあ私が児童書かなと思うもの、で
判断したいと思います。

 

◆ますだくんシリーズ/武田美穂

となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

就学前から1年生になったばかりの頃に
読むのが本当におすすめ。
1年生の心境や情景が分かるので、
読みながら子どもの学校の話を聞いたり、
子ども本人の不安な気持ちも
聞きだしやすいです。


男の子は女の子の気持ちって
分かりづらいし、逆も然り。
「相手はこんな気持ちなんだね」
「自分だったらどうする?」と
話し合うのも有意義な時間に
なるかと思います。

「となりのせきのますだくん」は
あまりにも有名ですが、
続編?というか関連作品があります。

「ますだくんの1年生日記」

ますだくんの1ねんせい日記 (えほんとなかよし)


「ますだくんとまいごのみほちゃん」
ますだくんとまいごのみほちゃん (えほんとなかよし)

 

「ますだくんのランドセル」
ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)

「ますだくんとはじめてのせきがえ」
ますだくんとはじめてのせきがえ (えほんとなかよし)

 

どれも良作品なので、
手に取ってみてください。


◆わんぱくだんシリーズ/ゆきのゆみこ
わんぱくだんのおかしなおかしや
表立って話題沸騰!
というわけではないのですが、
図書館で予約しようにも、いつも
どの作品にも予約待ちが何人かいるので、
密かに人気なシリーズなのではないかと
思っています。

仲良し3人組が夢の世界で毎回大冒険を
繰り広げる物語なのですが、
本は薄すぎず分厚過ぎずちょうどいい量で
寝る前の読み聞かせにも重宝しています。
(本好きな子なら余裕で1人で読み終えられると
思います)

シリーズとして20作品以上あるので、
全作品読破してみては?

・・・・・・・・・・・・・・
薄い絵本を何冊も借りると、
持ち帰るのが重いし、
すぐ読み終わってしまうのが大変なら、
そろそろ児童書デビューしてもいいサイン
なのかなと思います。

特にシリーズものは、
子どもを図書館に連れて行って選ばせなくても、
親が「いい絵本はないかな?」と探し回る必要も
なく、続編をどんどん借りてくれば
子どもが喜んでくれるのでラク、という側面も
あります。

ただ、全て児童書にしてしまうと
子どもも疲れてしまうようなので、
子どものコンディションも見つつ
絵本も混ぜ込みながら、にしています。

子どもが慣れてきたら、
少し読むスピードを早めたりして。
「たぶん分からないだろうなぁ」と思う単語は、
意味を補足しながら読み進めています。

 

またいい本たちが見つかったら、
紹介しますね。