愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

「ことばの教室」面談について

◆「ことばの教室」とは?

「ことばの教室」とは、
言語障害(吃音、言葉が出ないなど)
のある子ども向けの通級指導教室です。
言語障害というと「吃音」のイメージが強い
と思いますが、言葉が出ない、話ができない、
言いたいことが言えない、
場面緘黙などもあてはまります。

 

◆「ことばの教室」面談の流れ
小学校の入学して、2か月ほど経つと
「ことばの教室」に関するお手紙が届きました。
※相談したいのみ提出する。
必須だと思ってアンケート提出してしまうと、
面接を組む準備をされてしまいます。

 
子どもの言葉面に対して
困っていることを記入して提出すると、
しばらくして面談日時を決める電話が
かかってきました。

◆ことばの教室 面談当日の流れ
面接の予約時間によっては
授業を早退して面談に行きます。

尚、校内に「ことばの教室」がある学校と
ない学校があります。

ない学校の場合、
「ことばの教室」がある場所まで
出向きます。

まずは子どもがテストを受けます。
「今日はどうやって来たの?」や
「今朝は何を食べたの?」なんていう
簡単な質問からはじまって、
発達テスト的な問題を
たくさん出されていました。

保護者はマジックミラーごしに
担当者と子どもの様子を見ることが
できました。

テストが終わるとすぐ採点を行うため、
その間は親子で待合室に待たされます。
結果が出ると、子どもを待合室に残して
別室で担当者より結果を報告されます。

※待合室には子ども向けの絵本がたくさん
ありました。でも低学年だとまだ一人で本を
読めない子もいるので、時間を持て余している
子もいたように思います。

※結果を報告される、と書きましたが
正式な結果ではなく、「あくまで担当者の所感」
を伝えられます。正式な結果は、テスト結果を
もとに話し合われて、後日伝えられます。


◆「ことばの教室」、
希望すればだれでも

通級できるのか?

 
希望すればだれでも、というわけではなく
「必要ありません」
「通級ではなく、特別支援教室の方が適している」
と言われる場合もあります。
※だからといって、特別支援教室に即通える
というわけではない

 
発音や語彙力などで
「うちの子、大丈夫なのかな?」と
不安に思っているのなら、相談することで
気持ちは軽くなると思います。

ただ、通常級に属している場合には、
授業を抜ける必要があるため
「授業を抜けてでも通級が必要なのか」と
厳しくジャッジされることもあるようです。

また、学校としては
「学校でクラスメイトと共に学ぶ」ことを
重要視しているようにも感じました。

吃音や言葉が出ないことがあっても、
それが軽度であれば、ことばの教室は
必要ないとされてしまう子もいるようです。