そもそも「言語聴覚士さんに診てもらうにはどうしたらいいの?」
という疑問がある方は、前回の記事を読んでもらえればと
思います。
↓ ↓ ↓
◆言語聴覚士さんとの面談。どんな内容?
というわけで面談の日。
場所はその日によって違いますが、区の施設です。
時期によってはとっても寒い!
暖房も効きが悪いし、手洗い場の水も驚くほど少量しか
水が出ない。エコ徹底されてて素晴らしいです。。。
言語聴覚士の先生と児童発達の相談担当の方、2名体制で
お出迎えしてくれました。
まず言語聴覚士(以下、さんづけを略)が子どもと対面で
発音・言葉のテスト。(事前にテストをしてもいいかと
許可を確認してくれました。)
隣では発達相談の係の方が、私にヒアリング。
テストは1時間超ありました。
テストの採点をしている間、おもちゃで遊んで待機。
30分未満で結果が出ました。
◆言語聴覚士との面談。
子どもの発音・ことばのテスト結果は?
発音は問題なしとのことでしたが、言語の方で指摘を
受けました。療育で簡単な発達テストは受けていたため、
言葉の遅れは把握していましたが想定以上に実年齢との
差があったようです。
なのかと思っていましたが、言語の専門家でもあるようで。
・絵をみて状況を説明する(例:パンダがウサギの背中を洗っている)
・絵をみて単語をいう(例:赤い帽子)
・4つのカードを正しい順番に並べる(滑り台をすべる順番の絵)
こういったテストをしていましたが、横目でみていても
息子、できていませんでした;;
最近やっっっと興味の幅が広がりはじめ、
(少し前までは電車・車オンリーでした)いろいろ単語は
教えていたものの、動詞や少し難しい単語は教えていなかった
ので「もうそういった言葉を教える時期にきていたか!」と
私自身ハッとさせられた瞬間でもありました。
◆言語聴覚士に子どもの言葉の遅れをみてもらう
メリットとは?
「もともと言葉の遅れに気付いていたならわざわざ
診てもらわなくてもいいんじゃない?」という方も
いると思います。
そもそもは発音が心配だったのですが、発音は少し
舌の筋力が弱いためとのことでした。
※舌の筋力は、おせんべいなど歯ごたえがあるものを食べたりする。あまり柔らかいものばかり与えない。ぺろぺろキャンディを舌を使ってなめさせるでもよい。と過去に言われたような気がするので書いておきます。
ただそれよりも言葉の遅れがまずい!!という
言語聴覚士のかなり危機感のあるオーラに
「これはまずいぞ」と私も感じることができました。
療育の先生にも言葉の遅れは十分相談していましたが、
「まだまだこれからよ~」と言われたので、「大丈夫なのかな?」
とおもっていましたが、実年齢と2歳以上の差がありかなりの
凸凹っぷりが判明したのです。
言語聴覚士からも療育の先生に今回の結果をフィードバックし、
今後の療育で言葉の面に力を入れてもらうよう連絡してもらえる
ことになりました。普段、療育に通っていると「専門家に診て
もらえているのだから安心」と思ってしまいますが、定期的に
肌で感じることができました。
特に「療育の先生」と一言でいっても、SST(ソーシャルスキル
トレーニング)は得意だけれど言語は苦手、など先生によって
得手不得手はあると思うので…。
◆言葉の遅れを家庭療育で底上げしていくには?
どんな方法がある?
「子どもにたくさん言葉を覚えさせるのは?」
様々な先生に同じ質問をしましたが、
きまって「実体験が大切!」と皆一様におっしゃります。
小学校に行ってしまうとなかなかお出かけなどもできないので、
今のうちに色んな体験をさせてあげたいと改めて思っている
ところです。
こどもちゃれんじもやはりいいようですね。
言語聴覚士の方から直々に「ちゃれんじを1学年下のワーク、
やってみるとか…」とアドバイス頂きました。
そう、こどもちゃれんじって必ずしも実年齢の教材をやらなくても
いいんですよ!我が家は実年齢+1学年下のワークも取り寄せて
勉強させています。
色々なカルタをやらせたりしてみては?とも言われました。
何かことばの勉強のためにいいカルタはないかな~と
amazonを探していると…。
「ことばのカードゲーム もじぴったん」
ルール通りやるとまだまだ難しいようなんで、
かなり甘々な特別ルールでやらせています。
息子は視覚優位なので、単語をカードで「見える化」
できることでスッと覚えるようで、どんどん単語を
覚えつつあります。
もじぴったん、千円以下で買えるリーズナブルさですので
おすすめです☆
他には、入浴中に「くだものを名前を思い出してみよう!」
「お風呂場のなかにあるものは何だ~?」
など、なぞなぞ方式にして遊びながらことばを引き出していくのも
手のようです。
私もまだまだ手探り中ですが…。
言語聴覚士とは数か月後にまた、子どもの伸び具合を再チェック
してもらえることとなりました。
「頑張ったね。伸びたね」と言ってもらえるように。
1日、1日の成果が発揮できるように。
次の面談まで地道に頑張りたいと思います。