愛すべきグレー ~たまにお出かけ日記~

小学生(高学年)育児ing。話題or穴場な遊び場リサーチ好きの一方で、実のところはインドア派。

息子、アデノウイルス発症。感覚過敏児の看病の大変さ、小児科かかりつけ医を決められない理由

息子、土曜の夜から発熱。
火曜になっても下がる気配ありません。

近所の小児科は「ただの風邪じゃない?」
「そんなに心配しなくて大丈夫」といつも言われアテにならないため、
軽く病院恐怖症となっています。

 

そんなときに友人から「プール熱アデノウイルス)では?」と

言われ、調べると症状激似。慌てて少し離れた病院へ駆け込みました。

 

アデノウイルス検査を嫌がる医師

診察してもらいましたが、案の定「うーん」と唸り
このままだと「まぁ様子見てみて?」と言われかねないと思い
プール熱では?」と聞いてみました。

「ん?アデノ?周りに多いの?」と聞かれ、
「えぇ、少し」と言ってみました。

「目の充血は?あぁ、少しあるかもね」と。

問題はここから。
「んー、じゃあ検査するー?」と言われ、頼むと
「そうかー、しょうがないなー、じゃあ検査するかー」

と渋々。「あー、検査しなきゃいけなくなっちゃったなー」とも

ボヤかれました;

 

10分としないうちにまた呼ばれ、やはりアデノウイルスとのことでした。

アデノウイルスに関するパンフレットをサッと渡されます。

(尚、二次症状として中耳炎も起こしていました。)

 


プール熱アデノウイルス)とは?
風邪症候群を引き起こす原因となるウイルスの一種。

その種類は50以上。

 

咽頭炎(のどの痛み、腫れ)
・高熱(38~40度)
・結膜炎(目の充血、結膜炎、目ヤニ)

この3種類の全て、またはいずれかであればアデノウイルスである
可能性は高い。熱は朝低く、夜上がりやすい。また上がったり下がったりを

繰り返す特徴がある場合が多い。

 

潜伏期間は5~7日。
未就学児、小・中学生は熱が下がっても2日間は登園・通学できない。
登園・通学許可証を医師から出してもらう必要がある。

基本、治療薬はないため自然治癒をめざすことが望ましい。

 

 

アデノウイルス、検査の有無よりも必要なこと。私の意見

登園許可証がいると聞いていたのですが、先生からはそういった説明

もなく。パンフレットで理解しろってことだったのでしょうか?
分からずネットで調べていたら、アデノウイルスの検査

をすること自体、反対の人もいるとか。

 

しかしもし検査しなかったら、「うーん、まぁ様子みて?」とか
「ただの夏風邪でしょう」と言われてたのです、今回の場合。

そういわれると親としては絶対に油断してしまうのです。

アデノウイルスです」と診断されるのとだいぶ親側としては子どもへの

接し方が変わるように思います。事実、私もアデノウイルスと言われてから

マスクや手の除菌をこれまで以上に強化しました。

 

正しい診断を受けることで、親もより適切な看病をし、二次感染も防げるの

ではないでしょうか?

 

医師はアデノウイルスについて十分知っているかもしれませんが、

全く知識がない親もたくさんいます。ワーママなら夏風邪と言われて

「まぁそのうち治るだろう」といいように捉えてしまう人だって

少なくないはずです。だって仕事休みたくないですもん。

「安静にしてあげて」と言われたって、病名のついていないただの発熱

なら大したことないかあと思いませんか?

 

アデノウイルスについて調べてみると、感染力が非常に強いとか
潜伏期間があるとか気を付けなければいけない点満載ということに

初めて気が付きました。

 

検査をしろ、というわけではなくどちらかというと
検査の有無に関わらず適切な指導が欲しいですね。

 

医師によっては「検査することで子どもに負担がかかる」

「一人一人にじっくり説明していられない」

というご意見もあるでしょう。

 

ただ例えば1人のアデノウイルス患者を見逃せば、それがプール熱
咽頭結膜熱)かどうかにかかわらず保育園や幼稚園で感染者が増え、

医療機関への患者が増加し、患者を裁くことが精いっぱいという悪循環に

陥るのではないでしょうか。

私は医療関係者ではないので、専門知識を持った人から見たら

間違っていると指摘したくなる点もあるのかもしれませんが。

 

目の充血や目ヤニも後から出てくる場合もあるそうなので、
目の症状がないからプール熱ではないという安易な診断も

どうなのでしょうか?

 

 

 

◆感覚過敏児の看病の大変さ

息子は4歳半になった今でも冷えピタは大嫌いです。
氷枕はタオルを巻けばようやくできるようになりました。
粉薬は、今一番苦手です。

感覚は年齢を重ねるごとに鈍感になるのでは?と思ったのですが、

かかりつけ医(小児精神)に聞いたところ、4~5歳ごろが一番感覚過敏が

強くなりがちなのだとか。

そのためか、以前は余裕で飲んでいた粉薬も今は飲ませるのが大変です。

 

 

診察する医師に恥ずかしがる息子。それを見て苦笑する先生をみて

気付きました。そういえば自閉症スペクトラムと、小児科医に伝えたほうが

いいのかな~と。ただ、今だ小児科のかかりつけ医を

はっきり決めていないのです・・・。

 

 

◆小児科の先生は優しすぎては務まらない?

クリニックの多くはサバサバしているか、「大丈夫だよ」と

いう言葉で安心させるかの先生が多いように思います。
小児科=子どもを心配する親が多いため、優しすぎると

きっと仕事にならないのでしょうね。

 

優しい先生はじっくり見たいから週3日午前のみ、だとか
カウンセリング専門や予防接種専門のような先生が多いように

思います。

 

でも病院に行く都合を考えるとどうしても早く診て貰える病院に

行ってしまいます。(それがよくない原因か?)

 

 

 

◆最後に

早く信頼できるかかりつけ医を見つければ、

全て解決する悩みなのかもしれません。

でも自分自身が弱っていたり、子どもの病気で不安に駆られている

ときに歯にきぬ着せぬ物言いをされてしまうとガーンとショックを

受けることも多いので、サバサバ系医師、苦手です。

「医療はサービスではない」という考えているからなんですかね?
サバサバしちゃうのは。

 

長々になりましたが、ここまでありがとうございました。

引き続き看病頑張ります。